【明暗本曲の最新記事】
2012年05月01日
2012年01月31日
2012年01月29日
2011年12月25日
浜松普大寺所伝「三谷」
サンヤと呼ばれる曲名の古典尺八本曲は、鈴慕と共にいろいろとあります。この三谷の他に、山谷、産安、神保三谷、三谷菅垣……。地域や流派、寺に上っていろいろと吹かれたものと思われます。又、サンヤとは梵語の集合を意味する音訳であるという説や、三味の転化したものとする説、又この曲の中の一の高音、二の高音、三の高音の部分からなる構成から言われたものかとも思われます。
しかし、京都の明暗寺伝に拠っても明らかな如く、これは讃迎(さんにゅう)の訛ったもので、法式の時の曲とされている。
また、山伏等が、讃迎(さんや)讃迎(さんや)と唱えながら山登りを為したり、行事を行ったりする。これ等によっても、讃迎(さんや)であることが明らかである。(高橋空山)
二尺三寸管使用
2011年10月24日
2011年10月11日
2011年08月10日
明暗本曲「恋慕流」
恋慕流
れんぼ物一れんぼもの 地歌・筆曲・尺八楽における楽曲群。
一節切尺八の「れんぼ」の手をとり入れた手事をもつ曲をいう。
「糸竹大全」(1687)、貞享4以前)に収録される一節切の「れんぼ」および三味線の「れんぼながし」などが、その源流のーつと思われる。これらを発展させたものが、筑紫筆の「恋慕流」や津軽箏曲の「碪きぬた恋慕」および「恋慕」であり、さらに地歌「六段恋慕」は、すががき物が「六段すががき」に発展したのと同様に、れんぼ物が手事物として発展した形を示すものといえる。
地歌「狭衣」の手事などもそのたぐいの別な形と認められ、河東節「砧」の合の手にも「れんぼ」の手と認められるものがある。
これらの「れんぼ物」というべき曲は、「レンボレレツレ」ないし「レンボレンレツレ」という一節切尺八の擬音詞がつく小歌にもとづく章をもつ。
こうした小歌は、「古京はやり小野そうまくり」などにも類歌がある。「恋慕流」の前歌「沖の石とは伺をかいふ……」には「レンボレンボレンホツヤ」という擬音訓が付き、これは「六段恋慕」の中歌に近い。三味線組歌「飛騨組ひだぐみ」の二歌目にも「レンボレレツノリ」という擬音訳があり、長歌「恋草」は「レンボレンレッレ」という擬音詞を結句とする小歌を前歌・中歌とし、それぞれその後に合の手がある。
この「れんぼ物」の手事の後歌としては、「さっと妻戸の時雨はいやよ……」が代表的で、筑紫筝「恋慕流」や津軽筝曲「碪恋慕」にもあるほか、地歌「狭衣」の後歌ともなっている。なお、恋慕の情を表す詞章をもつ曲が「れんぼ物」であるとする説もあるが疑問。
「六段恋慕」の手事の旋律は、歌舞伎囃子の合(相)方に、「六段)恋慕合方」「恋慕早メの相方」などとしてとり入れられ、さらに長唄「秋色種あきのいろくさ」の前弾にもとり入れられている。
以上のほか、筝組歌付物として、各流に「歌恋慕」ないし「新歌恋慕」があり、これらも「れんぼ物」のーつと認められる。
平凡社 日本音楽大辞典 より 平野健次
2011年06月17日
明暗本曲「虚鈴」
虚鈴 (きょれい)=真虚霊
古典本曲根元曲の一曲。中国唐代の普化禅師が振った鐸(鈴の大型)の音を模して吹いた縦笛、虚鐸が尺八の起原という(「虚鐸伝記国字解」)。「虚鈴」は虚鐸で吹いた曲で、古典本曲最古の曲といわれている。現行曲は琴古流の「真虚霊(しんきょれい)」、西園(せいえん)流の「虚鈴」、明暗対山(たいざん)流の「虚鈴」、明暗真法(しんぽう)流真・行・草三種の「虚鈴」。琴古流へは、一七二八年(享保一三)に長崎正(松)寿軒で一計子から初世黒沢琴古に伝来(「琴古手帖」)。表一八曲古伝本手三曲の一曲。この曲には前吹に「盤渉(ばんしき)」(「盤渉調」とも)という短い曲がつく。これが西園流および明暗対山流の「虚鈴」と同曲。樋口対山が琴古流真虚霊を原曲に整曲したのが対山流の「虚鐸」(「風鐸(「ほうたく」とも)。明暗真法流三種の「虚鈴」はいずれとも異曲。
月渓恒子
平凡社 日本音楽大事典より 引用
一尺八寸管(地無延管)使用
2011年06月01日
2011年04月01日
滝落曲・三谷曲
地無延管 一尺八寸管使用
滝落曲
三谷曲
前にも書きましたが、最近は古典本曲を長管で・・・と思っていましたが、中でも明暗本曲は地無延管の八寸管の音色に魅せられています。少しあせっていますが聞いてみてください。

